うつ病の症状を知って向き合う【メンタルヘルスドットコム】

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病的な落込みに関する情報

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一般的な傾向と周囲の対応

最近はテレビや新聞などでうつ病に関する記事を見かけることが多くなったと感じられないでしょうか。イマドキの若者は心の弱さが云々という意見があることも確かですが、実際には以前と違ってうつ病がきちんと病気であることが理解されたことが原因と思われます。近年ではうつに関する研究も進み、従来のよくあるイメージだった理由もなく気持ちが沈む、何事にもネガティブなとらえ方をしてしまう、といった症状だけでなく注意力の低下によるミスの頻発や決断力の欠如、などといった症状があることもわかってきました。また心の状態だけでなく、頭痛や食欲不振、夜にぐっすりと眠れないなどといった身体的な症状を伴う場合もあります。もしこれらに心あたりがある、もしくは最近類似の症状を自覚するようになったのであればなるたけ早く近場のメンタルヘルスまたは精神科医を訪問することをお勧めします。うつを患った場合の徴的な傾向として、何事に対しても自虐的ですべての責任が自分にあるかのような思考に陥ってしまうことがしばしば見られます。もちろんそのようなことはありません。さらに最初から自分自身がうつの状態になっていると自覚できるケースもめったにありません。ですので、うつの発見に関しては当人ではなく周囲の人間の気づかいや気づきといったことが大切となります。誰しも自分がうつであると認めるのは難しいことですが、無理をしても自然に治るような病気ではありません。しかし、きちんと専門家の治療を受ければ治るものなのです。

原因と治療

うつの原因は人それぞれです。これはうつ病が単一の障害ではなく、ある程度の範囲を持った症状を示す症候群であるためです。実は、発病のメカニズムは現在でもよくわかっていないのが実情なのです。よくある原因というか発症のきっかけとしては、厳しい仕事や何らかの病気になった苦しさなどの環境の変化によるものや、夫婦や友人との不和、近親者との死別や別れなどの心理的なストレスなどが挙げられます。一見して本人の性格によるものと見分けがつき難い場ケースもありますので、疑いがあるようであれば専門家に相談してみることをお勧めします。「ベックのうつ病自己評価尺度」などの客観的なテストを行ってみるのもいいかもしれませんが、こうした自己テストの結果のみを鵜呑みにするのは好ましくありません。うつ病の治療の基本は休養です。ストレスなどにより硬直してしまった心の動きを休養で元の柔軟な状態に戻すことが根本的な治療となります。自宅などの気持ちの落ち着く場所で何もしないでゆっくりとした時間を過ごすことが大切です。症状によっては抗うつ剤による治療を行うこともありますが、最終的には本人の気持ちが元の柔軟な状態に戻り、それを維持できるようになることが目的です。その他重要な点として周囲の理解があります。病を理解した上で共感的に接する、叱咤激励などの言動は行わない、などの対応が必要となります。つい説得や説教を行いたくなってしまう場面もありますが、そういう時こそ健常な側の配慮が大事だということを忘れないようにしてください。

周りのサポートが大切

医者と看護師

現代では、いろんなところにストレスがあり、それを放置しておくといつの間にかうつ病になってしまっていたということが多々あります。症状は人それぞれですが、周りがきちんと気づいてあげられるようにサポートしておくことが大切です。

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患者の能動的な発言が重要

女性

うつの症状は多くの場合、多様な要因によって生じるストレスや薬の副作用が理由となって発症します。うつの症状の治療は休養と抗鬱剤の服用が中心です。抗うつ剤は種類も多様で患者によって効果に差がありますので、効果をあまり感じない際には積極的に医師にその旨を伝え、抗鬱剤の種類を変えてもらうことが大切です。

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ほかの病気と同じ早期発見

医者

うつ病はわかりにくく、種類も様々でとても難しい病気です。しかし一番苦しいのはおそらく本人です。症状にもよりますが、そのうち自分の気持ちが良くわからなくなってくる場合もあります。そういう時は家族の方などそばにいる方が支えてあげることが大切です。

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